はじめに
将来の不安から、副業を考え始めるエンジニアは多いと思います。
- 給料は安定しているけど、この先が見えない
- 技術力だけで本当に大丈夫なのか分からない
- 何か始めた方がいい気がする
こうした気持ちは、とても自然なものです。
ただ、実際に副業を検討し始めたとき、
多くのエンジニアが同じような失敗パターンにハマります。
この記事では、
「やる気がないから失敗する」のではなく、
考え方の順番を間違えやすいという視点で整理してみます。
失敗1 いきなり「何が儲かるか」から考える
副業を考え始めると、最初に調べがちなのが、
- 稼げる副業ランキング
- 月◯万円稼げた事例
- 簡単に始められる副業
こうした情報です。
もちろん、お金は大事です。
ただ、ここから入ると失敗しやすい。
なぜなら、
- 続かない
- 途中で違和感が出る
- 思ったより成果が出ない
という状態になりやすいからです。
副業は「一瞬の効率」よりも
継続できるかどうかの方が圧倒的に重要です。
失敗2 自分の立ち位置を把握しないまま始める
エンジニア副業といっても、
- スキルレベル
- 得意分野
- 実務経験
- 時間の使える量
は人によって全く違います。
それなのに、
エンジニアならこれが稼げるらしい
という一般論だけで動くと、
- 思ったより難しい
- レベル感が合わない
- 本業との両立がきつい
と感じやすくなります。
副業を始める前に必要なのは、
今の自分は、何ができて、何ができないのか
を冷静に整理することです。
失敗3 本業に影響が出る設計をしてしまう
副業を始めて一番避けたいのは、
本業が崩れることです。
- 睡眠時間が削られる
- 集中力が落ちる
- 評価が下がる
これは本末転倒です。
特にエンジニアは年次が経つほど、
- 調整業務が多い
- 長期プロジェクトが多い
- 信頼関係が重要
という特徴があります。
副業はあくまで「生活設計の一部」。
本業を壊さない前提で組み込む必要があります。
失敗4 いきなり完成形を目指してしまう
副業を始めるとき、
- 最初から月◯万円
- ちゃんとした商品
- 完璧なアウトプット
を目指してしまいがちです。
でも現実は、
- 試してみないと分からない
- 向き不向きがある
- 想像と違う部分が必ず出る
副業は「事業」ではなく、
実験として始めた方がうまくいきます。
小さく試し、合わなければやめる。
この柔軟さが大事です。
失敗5 不安を「行動」で誤魔化そうとする
これは少し耳が痛い話かもしれません。
副業を考える背景には、
- 将来への不安
- 焦り
- 置いていかれる感覚
があることが多い。
その不安を、
とにかく何か始めないと
という形で誤魔化すと、
判断が雑になりやすい。
副業は不安をゼロにする魔法ではありません。
不安と向き合った上で、選択肢を増やす手段です。
副業は「正解」を探すものではない
ここまで読むと、
「じゃあ、何をすればいいんだ」
と思うかもしれません。
大事なのは、
- 失敗しない副業を選ぶこと
- 最短で稼ぐこと
ではなく、
自分の生活に合う選択肢を、少しずつ増やすこと
です。
副業は「答え合わせ」ではなく、
試行錯誤のプロセスそのもの。
おわりに
副業を考え始めること自体は、悪いことではありません。
むしろ、真面目に将来を考えている証拠です。
ただし、
- 焦らない
- 比べすぎない
- 完璧を目指さない
この3つを意識するだけで、
失敗の確率はかなり下がります。
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