「カジュアル面談といっても、何を話せばいいの?」 「評価や年収の話はNG? でも実態を知りたい…」
エンジニアの転職活動において、カジュアル面談は「企業を品定めする」最も重要な場です。ここでの質問を間違えると、「入社後に技術負債と格闘するだけの日々」や「評価基準が不明瞭な環境」を引いてしまうリスクがあります。
本記事では、後悔しないために「本当に聞くべきこと」を3つの軸で整理しました。
目次
カジュアル面談で本当に見るべき3つの軸
カジュアル面談は「お見合い」です。表面的な話ではなく、以下の3軸に沿って「自分の人生を預けられるか」を確認しましょう。
- 業務の実態(何をやるか): 理想の技術スタックと現実のギャップを確認。
- 評価・成長の仕組み: 給与がどう上がるか、エンジニアとしてのスキルが伸びるか。
- 人・文化・辞め方: チームの空気感と「去り際」のリアル。
【目的別】そのまま使える質問リスト20選
業務内容の“現実”を知る質問
キラキラした開発環境の裏側にある「泥臭い部分」を引き出します。
- 入社後3か月で、私に期待される具体的な成果は何ですか?
- 直近でチームが直面した、一番「技術的にしんどかった」課題は何ですか?
- 開発と運用の比率はどれくらいですか?(またはオンコールの有無)
- 技術選定は誰が、どのような基準で行っていますか?
- ドキュメント化(Notion/Wikiなど)の文化はどの程度浸透していますか?
- いわゆる「レガシーな負債」に対して、チームとしてどう向き合っていますか?
成長・評価を見抜く質問
「頑張っているのに給料が上がらない」事態を防ぐためのチェックです。
- 技術的なレビューはどの頻度で行われていますか? 誰が担当しますか?
- エンジニア向けの評価シートや、職位ごとの期待値は言語化されていますか?
- 昇給・評価はどのタイミングで、最終的に誰が(CTO? 人事? マネージャー?)決めていますか?
- 勉強会への参加や資格取得の支援制度は、実際にどれくらいの人数が利用していますか?
- スペシャリストコースとマネジメントコースは明確に分かれていますか?
- 過去1年で、エンジニアからマネージャーになった方の具体例はありますか?
- 今のチームに足りないスキルセットは何だと感じていますか?
人・文化・辞め方を見る質問
ここが一番、企業の「本音」が出やすい部分です。
- 最近退職された方は、どのような理由(キャリアアップ、不満など)が多いですか?
- チーム内で意見が対立したとき、最終的にどうやって意思決定をしていますか?
- SlackやDiscordなど、非同期コミュニケーションの雰囲気はどんな感じですか?(雑談は多い?)
- プロダクトオーナー(PO)と開発チームの間に「壁」を感じることはありますか?
- フルリモートの場合、孤独感を感じないための工夫はありますか?
- 「この会社で活躍しているエンジニア」に共通する特徴は何ですか?
- 逆に「こういうタイプはうちの文化には合わない」という具体像はありますか?
「聞きにくいこと」の言い換え
給料や残業、リモートの実態。聞きたいけれど「印象を悪くしたくない」時の言い換え術です。
| 聞きたい本音 | スマートな言い方 |
| 残業多い? | 「リリース前後の稼働の変化や、平均的な退社時間を伺えますか?」 |
| 年収いくら? | 「私と同じスキル・年次の方だと、どの程度のレンジ(年収幅)になることが多いですか?」 |
| フルリモートできる? | 「チーム内のコミュニケーションにおいて、出社とリモートのバランスをどう使い分けていますか?」 |
まとめ:カジュアル面談は「違和感」を拾う場所
20個すべての質問をする必要はありません。あなたが一番大切にしたい軸(技術なのか、金なのか、働きやすさなのか)に合わせて、3〜5個選んでみてください。
もし、回答を聞いて少しでも「ん?」という違和感を感じたら、それはあなたの直感が正しいことが多いです。
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