本記事では、ITパスポートを合格するための勉強法を紹介します。
ITパスポート試験を独学で、できれば1ヶ月の勉強期間で合格したいという方はぜひご覧ください。
結論から言うと、資格試験の王道である方法です。参考書を1通り目を通してから、過去問演習をひたすら行い、間違えた問題を重点的に復習するという方法です。
詳細を解説していきます。
ITパスポート試験の内容
ITパスポート試験は四肢択一方式で100問、試験時間は120分となっています。
ITパスポート試験は大きく分けて、3つの分野に分かれており、以下の問題の配分となっています。
- ストラテジ系(経営系):35問程度
- マネジメント系(管理系):20問程度
- テクノロジ系(技術系):45問程度
このことから、ITパスポート試験はIT技術のみを問う資格試験ではないということがわかります。
3つの分野は、今までの経歴などによって、勉強する割合が変わってくると思います。
例えば、IT企業のエンジニアあるいは情報系の学生であれば、テクノロジ系はある程度勉強してきているので、そこまで勉強しなくてもいいかもしれません。
マネジメント、ストラテジ系は経営学に関連する用語を問う問題が出題されるので、学生よりかは社会人が有利かと思います。
このように、今までの経歴によって、どこを重点的に勉強するかが変わってくると思います。
スケジュール
基本的には、以下のスケジュールでやっていきます
- 参考書を一通り目を通す
- 過去問演習
- 間違えた問題を記録し、再度解き直す
参考書を一通り目を通す(1週間)
この期間には、大まかにでいいので、ITパスポート試験の出題範囲を網羅的に見ていきます。
ここで、自分はこの分野は得意そうだ、苦手そうだなというのをある程度見切りをつけておきます。
参考書は書店にて確認の上、自分に合ったものを探しましょう。注意点ですが、ITパスポート試験は新技術などについても問われることもあるので新しい参考書を購入することをおすすめします。
もし、中古で安く購入したい場合は、せめて前年度までにしておきましょう。
以下にAmazonで高評価の参考書を紹介しておきます。
ちなみに私は、「いちばんやさしいITパスポート」で勉強し、合格しました。
過去問演習(1.5週間程度)
参考書を一通り目を通りた後は、過去問演習に入りましょう。
ITパスポート過去問道場で過去問をどんどん解いていきましょう。
過去問を解く際は、試験時間と同等の試験で解くことをおすすめします。
ここで、過去問は過去5年間の問題を解くようにしましょう。
各年で春と秋の二回分の過去問があるので、大体10回の過去問となります。
過去問道場では、間違えた問題は印をつけることができるので、復習がしやすいように印をつけておきましょう。
復習(1.5週間)
この期間では、過去問で解いた問題で、わからなかった問題、曖昧な問題を重点的に復習していきます。
復習する際は、Googleで検索してもいいですし、参考書を見て理解するのもいいでしょう。
ITパスポート試験前日
ITパスポート試験はCBT(Computer Based Testing)なので、試験会場のパソコンにて試験を実施する形式となっています。
そのため、CBT試験を受けたことがない方は、操作方法に慣れていない可能性があります。
公式が提供している、疑似ソフトウェアで実際に体験しておきましょう。
まとめ
本記事では、ITパスポートを1ヶ月で合格する勉強法及びスケジュールを紹介しました。
資格試験の王道である、参考書を1通り目を通してから、過去問演習をひたすら行い、間違えた問題を重点的に復習するという方法です。
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