今回、G検定に合格したのでその体験記を含めG検定の勉強法について書いていきます。
G検定は、昨今話題になっているAI技術についての基礎知識が問われる資格試験です。
受験前の知識
私自身、実務で使用する知識もあるため、ある程度の基礎知識はある状態でした。ディープラーニングの基礎、各種の機械学習手法の名前とそのアルゴリズムの中身などある程度知っている状態で勉強を開始しました。
総合勉強時間
全体的な勉強時間は、14時間程度だったと思います。2週間前から試験勉強を始め、毎日1時間程度勉強していました。
学習の流れと試験の取り組み方
私は以下のテキスト二つを使用して勉強を開始しました。基本知識は既にあったため、公式テキストは購入せず問題集のみ購入しました。
問題集自体は2,3時間程度で一通り解くことができるような量なので、できるだけ早く問題を一通り解くことを意識しました。順番的には「徹底攻略 G検定」を先に解いてから、「最短突破 ディープラーニングG検定」を解くようにしました。
事前知識がない方は公式テキストで一通り目を通してから問題集に取り掛かることをお勧めします。
個人的な感想になりますが、事前知識があまりない方だと「徹底攻略 G検定」だけでは対応するのは難しい印象を受けました。そのため、問題集はできるだけ2冊解いた方が無難だと感じました。
上記の問題を解くところが終了すると、わからなかった問題を解き直す、あるいは調べることをしておきます。私自身苦手な分野は、法律系の問題でこれらはあまり勉強してこなかった分野なので重点的に勉強を行いました。この時点で曖昧な部分やわからなかった部分はテキストエディタ等でメモしておくことをお勧めします。G検定は自宅のPCで解く形式のため、わからない場合はそのテキストを見ながら解答をすることができます。
自分が苦手な部分は重点的にメモを残しておきましょう。メモを作るのが面倒だという方は、「G検定 チートシート」などと検索すると多数の合格者が公開しているので参考にしてみるのもいいでしょう。ただし、実際の試験は120分で220問程度解く必要があるので、一つ一つ見ながら解答だと間に合わない可能性があります。そのため、最終手段として残しておくのが良いでしょう。
上記のテキストだけで対応できない問題があります。それは、時事問題や最近公開された手法について問われる時です。このような問題が出てきた場合で、わからない場合は素直に適当にマークした後、次の問題に進みましょう。できるだけ早く全ての試験問題を終了して後からわからない問題を調べる等の流れをとると焦ることなく問題に取り掛かることができると思います。
まとめ
本記事では、G検定の合格体験記と私が実際に行った勉強法について書きてみました。G検定は浅く広くといった感じの試験なので、機械学習の手法やその応用について概要が知りたい方にはおすすめです。これらを勉強したからといって使えるレベルまではならないですが、今話題になっているAIは何が得意で何が今できるのかといった感覚的なものをつかむことができると思います。
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