エンジニアという仕事をしていると、
どうしても「スキル」「年収」「市場価値」といった言葉に囲まれます。
正直に言うと、そういうことばかり考えていると、かなり息苦しい。
僕はこれまでに1000冊以上の漫画を読んできました。
娯楽として読んだものもあれば、人生の考え方に強く影響を受けた作品もあります。
この記事では、
「人生に効いた」と感じた漫画を、
エンジニア視点で紹介してみたいと思います。
自己啓発本の代わりに読んだ、というより、
結果的に考え方が整理された作品たちです。
漫画は「逃げ」ではなく、思考を広げる装置だった
社会人になると、
漫画やゲームは「時間の無駄」「現実逃避」と言われがちです。
でも個人的には、
漫画はむしろ思考の幅を広げてくれたと感じています。
- 価値観の違うキャラクター
- 理不尽な状況への向き合い方
- 成功と失敗の描かれ方
こうした疑似体験は、
現実の仕事や人生の判断に、じわじわ効いてきます。
人生に効いた漫画
『バガボンド』|強さとは何かを考え続ける
井上雄彦の『バガボンド』は、
「強くなりたい」という欲求を徹底的に掘り下げる作品です。
剣の強さを追い求める宮本武蔵が、
途中で何度も立ち止まる。
- 強さとは何か
- 勝つとはどういうことか
- 他人と比べる意味はあるのか
これは、
エンジニアのキャリア不安とかなり似ていると感じました。
「もっと勉強しなきゃ」
「周りはもっとできている」
そう思い続けるほど、
自分の軸が見えなくなる。
バガボンドは、
外側の評価ではなく、自分の内側と向き合う大切さを
静かに突きつけてきます。
『ハンターハンター』|能力よりも状況判断がすべて
『ハンターハンター』は、
能力バトル漫画として有名ですが、
実際に読んで感じるのは、
強い=能力が高い、ではない
という点です。
- 情報の取り方
- ルールの理解
- 相手の思考を読む力
これは完全に、
仕事の世界そのものです。
エンジニアの世界でも、
- 技術力が高い人
- 状況判断がうまい人
では、
後者の方が評価される場面はかなり多い。
「技術一本足打法が怖くなった瞬間」という記事で書いた感覚は、
この漫画からも強く影響を受けています。
『宇宙兄弟』|遅れてもいい、止まらなければ
『宇宙兄弟』は、
社会人になってから読むと刺さり方が変わります。
主人公のムッタは、
決してエリートではありません。
- 回り道が多い
- 劣等感を抱える
- 自分に自信がない
それでも、
諦めずに前に進み続ける。
エンジニアのキャリアも同じで、
- 転職が遅い
- 昇進が遅い
- 成長が遅い
と感じることはあります。
でも、
「遅れている=終わっている」ではない。
宇宙兄弟は、
長期視点で人生を見る感覚を思い出させてくれました。
漫画は「答え」をくれるわけじゃない
大事なのは、漫画を読めば人生がうまくいく、という話ではありません。
漫画は、
- 正解を教えてくれるものではない
- でも、考えるきっかけをくれる
エンジニアとして不安を抱えたとき、
スキルの勉強だけでは整理できない感情があります。
そんなとき、
漫画が思考のクッションになることがある。
まとめ|エンジニアにとって漫画は「人生設計の補助線」
- 人生や仕事を考える材料になる
- 漫画は無駄ではない
- 娯楽で終わらせなくてもいい
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