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100冊以上の技術書を自炊した私のおすすめ自炊アイテム

本の自炊は、紙の書籍を電子化する作業です。

技術書や参考書は分厚い本が多く、冊数が増えてくると管理が面倒になってきます。

置き場所を確保する必要がありますし、本の状態を保つためにもある程度の工夫が必要です。

自宅にある技術書・参考書を電子化すれば大幅にスペースを確保できますし、本の劣化も気にする必要がなくなります。

また、電子化するメリットは持ち運びが楽だということです。タブレット、あるいはスマホがあればいつでも見ることができます。

私はこれまで技術書・参考書を100冊以上もの本を自炊してきました。

本記事では、その自炊のためのおすすめアイテムを紹介したいと思います。

目次

自炊の流れ

自炊は大きく2つの流れがあります。

  1. 本の裁断
  2. スキャナーによる電子化
  3. 各種ストレージで保管

まず本をスキャンするために本を裁断します。

本をスキャン可能に1ページバラバラにした後にスキャナで電子データに変換します。

その後、IPadなどに保管して電子データを持ち運びます。

以上が自炊の大まかな流れです。

以下で、各ステップについて詳細に解説していきます。

本の裁断

本の裁断ステップでは、本を1ページごとバラバラにしていきます。

本を裁断しないでスキャン可能な以下のような非破壊なスキャナも存在します。

しかし、1ページずつめくりながらスキャナをするのはかなり面倒です。

そこで、本を裁断するために裁断機を使用します。

様々な裁断機がありますが私が使用中で、一番おすすめな裁断機はDurodexの裁断機です。

この裁断機をおすすめする理由は裁断可能な厚さです。

裁断厚は約18mmで、一回の裁断で約200枚カットすることができます。

そのため、400ページまでの書籍を1度のカットで対応可能です。

これ以上のページ数の本は別途対応が必要なのですが、多くの本が一度で裁断可能です。

この裁断可能枚数が多くかなり手間が省けるという点がこの製品をおすすめする理由です。

また、Durodexの裁断機は折り畳み可能で縦置きが可能なので収納性も他の裁断機より優れています。

スキャナー

本の裁断が完了すると、次は紙を電子データに変換するためにスキャナを使用します。

私がおすすめするスキャナはPFUのスキャナです。

PFUはプログラマ界隈では有名なHHKB(Happy Hacking Keyboard)を開発している会社です。

この会社はキーボードの会社と思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、イメージスキャナが世界シェアNo.1という会社なのです。

その会社が開発するScanSnapが私がおすすめするスキャナです。

ScanSnapはA4、B5、A5、B6、A6、はがき、名刺サイズなど複数のサイズがスキャン可能です。他にもレター、リーガルサイズにも対応しています。普段使いの書類がほとんど対応可能です。

技術書の多くはこれらのサイズに含まれるためスキャンできないという問題はほとんどありません。

次に、スキャン速度ですがScanSnapのシリーズによりますが毎分25枚程度の速度です。

300ページの本を1冊するのに大体6, 7分かかる計算になります。

各種ストレージで保管

ScanSnapでスキャナデータをどの媒体で保管するかを解説します。

私がおすすめするのはGoogle Driveなどのクラウドストレージを使用することです。

ScanSnapには専用のScanSnap Cloudというアプリが存在します。

本アプリを使用するとスキャンしたデータをGoogle Driveなどのクラウドストレージに直接アップロードしてくれます。

クラウドストレージに保管することでスマホ・タブレット・PCとどの媒体でもアクセス可能になります。また、どこでも見ることができるのでクラウド上にデータを保存することをおすすめします。

対応する主要なクラウドストレージサービスは以下です。

  • Google Drive
  • Microsoft One Drive
  • Box
  • Dropbox
  • Evernote

他にも対応しているサービスがあるので確認してみて下さい。

まとめ

本記事では、技術書・参考書を自炊するためのおすすめアイテムを紹介しました。

自炊をして自宅のスペース確保、いつでもどこでも本を読める環境を手に入れて下さい。

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